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ストレスコーピングで毎日を乗りきる!

名古屋生まれ メンタルヘルスケアサービス(EAP)のユース.ウェルネスです。。

私たちは、仕事や人間関係、環境などから様々なストレスを受けて心身に支障が起こる事があります。自分に合ったストレスコーピング(対処法)を上手に使えると日常を健やかに過ごせます。

ストレスコーピングは、R・S・ラザルスによって提唱された理論をもとに、個人がストレスに直面した際、意識のあり方や受け止め方がストレスになるか、ストレスの度合いに影響するかという考え方からできたストレス対処のスキルです。

ストレスコーピングには、ストレッサー(ストレス要因)を無くす「問題焦点型」、ストレス反応を軽減する「情動焦点型」「ストレス解消型」の3種類に分類することができます。

↓↓↓ 職場におけるメンタルヘルス対策の状況(厚生労働省)

19-1-2.pdf (mhlw.go.jp)

目次

1. ストレスコーピング【問題焦点型】

2. ストレスコーピング【情動焦点型】

3. ストレスコーピング【ストレス解消型】

4. まとめ

1.  ストレスコーピング【問題焦点型】

ストレッサー自体に働きかけ、問題を解決しようという考え方です。ストレッサーに直接働きかけることで、問題となっている元凶や課題を明確にする方法です。

問題焦点型には「問題焦点型コーピング」「社会的支援探索型コーピング」の2種類があります。

◇問題焦点型コーピング

ストレスの原因を根本的に取り除く方法です。上手く対処すれば、ストレッサーが無くなりストレスフルな状況を抜け出しやすくなります。問題焦点型コーピングにも「接近型」「回避型」があります。

・人間関係や環境を改善する、周りの人に相談して改善を目指すなど、問題に取り組む方法は問題焦点型コーピングの中でも「接近型」と言います。

・それに対するのが「回避型」で、嫌なことを考えないようにする、いったん忘れて自分の時間を過ごすなど、ストレッサーから遠ざかることも効果的な方法です。

◇社会的支援探索型コーピング

自分ひとりで解決しようとするのではなく、周りに助けを求める方法です。

職場の悩みを家族や友人に相談する、信頼できる上司や同僚に協力してもらうなど、悩みを聞いてもらったり改善を助けてもらったりすることで、ストレスの負荷軽減を目指します。身近な人に助けを求められない場合は、支援・相談サービスを利用するのも良いでしょう。

2.  ストレスコーピング【情動焦点型】

ストレッサー自体ではなく、ストレッサーが与えられることで生じた感情をコントロールする方法です。個人に生じた苦しい感情などを抑え、それらが生じた原因への注意を緩和することが目的です。

情動焦点型には「情動焦点型コーピング」「認知的再評価型コーピング」の2種類があります。

◇情動焦点型コーピング

ストレッサーにより、不満や傷ついた感情を、誰かに話をすることで解消に向かわせます。自分の気持ちを相手に聴いてもらうことで、感情の整理や発散をさせる方法です。

家族や友人などの親しい人や信頼する同僚に話を聞いてもらう方法が挙げられます。

◇認知的再評価型コーピング

ストレッサーに対する自分の捉え方を修正させる対処法です。ストレッサーから感じる良い点を探したり、今まで気づかなかった価値を見いだしたりすることで、自分自身の認知のゆがみを変化させていくという考えになり立つものです。一人で考え込むよりも、色々な人に相談することで解決される可能性があります。特にカウンセラーなどの専門家を使うと有効です。

3.  ストレスコーピング【ストレス解消型】

私たちがもっともよく使う行動や身体的なアプローチのストレス解消法です。計画的に行ったり、日常に取り組むことで予防効果も期待できます。

代表的なものとして「気晴らし型コーピング」「リラクゼーション型コーピング」があります。

◇気晴らし型コーピング

日常生活の中で手軽に行うことができて実行継続することも可能です。友人と楽しい食事をしたり、カラオケで歌う、趣味に没頭する、買い物するなどで気分転換をはかります。他にも、温泉や旅行に行き、日常生活から離れることも気持ちをスッキリさせることにつながります。

◇リラクゼーション型コーピング

最近は、瞑想やヨガ、呼吸法などを実践したり、ストレッチやマッサージ、アロマなどを使ってリラックスする方法です。肩こりや頭痛などの身体に表れるストレス反応にも効果が高いと言われています。中でもいつでもどこでも使える「呼吸法」は、自律神経のバランスを整えることが期待できます。また専門家も推奨する「自律訓練法」なども効果的です。

まとめ

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ストレスがまったく無い環境は現実的に困難です。しかし流されるがままではなく、川の流れの中で船の舵取りをするようにストレスに対処する事が大切です。ストレスコーピングはどれか一つだけを選択するのではなく、状況に応じて複数のコーピングを組み合わせて対応するとさらに効果が期待できます。ストレスの原因を振り返り、自分に合った手法を活用して実践してみましょう。

ユース.ウェルネスでは、カウンセリングの中で相談者様と一緒に日常のストレスを考え、ご自身に合ったストレスコーピングを見つけて行く事も可能です。カウンセリングを有効的に使う一つの方法です。

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