EAPサービスとは
今⼤注⽬のEAPとは
EAP(Employee Assistance Program)とは、従業員支援プログラムと訳され、国際EAP協会によれば、生産性にかかわる問題に関して、職場組織を支援するプログラム。また業務に影響を与える可能性のある、個人的な問題(健康・結婚・家族・経済・ストレスなど)を抱えて相談に訪れる従業員を支援して、諸問題の解決を手助け・支援するプログラムであると定義されています。企業の経営戦略として、リスクマネジメントやCSRの視点から捉えた場合に、
極めて有効な手段であるといえます。
メンタルヘルス対策推進のための
4つのケア
厚生労働省が定める「労働者の心の健康の保持増進のための指針」の中では、メンタルヘルス対策推進のために「4つのケア」が重要とされています。
「4つのケア」とは、労働者自身が自らのストレスを予防・軽減する「セルフケア」、管理監督者の行う「ラインによるケア」、「事業場内産業保健スタッフ等によるケア」、事業場外の専門機関の支援を 受ける「事業場外資源によるケア」です。EAPは、4つ目の「事業場外資源によるケア」に当てはまり、社外の機関によって行われるもので従業員は自分の悩みを社内の人に知られることなく、専門家に相談できます。
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セルフケア
労働者⾃⾝が⾃らのストレスを予防・軽減する
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ラインによるケア
管理監督者の⾏うケア
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事業場内産業保健スタッフ等によるケア
産業医などのスタッフが⾏うケア
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事業場外資源によるケア
事業場外の専⾨機関の⽀援を受けるケア
EAPの役割や⽬的
EAP(Employee Assistance Program;従業員⽀援プログラム)は、
従業員のパフォーマンス向上のためのメンタルヘルス対策を⾏うプログラムです。
⽇本では1990年代後半からEAP会社が増加し、多くの企業が活⽤しています。
EAPを導⼊する法的な根拠は、企業の安全配慮義務を履⾏するために有⽤なプログラムだということです。⾃社内で産業保健チームを構築するよりコスト⾯でのメリットが⾼く、⾼度なスキルと経験豊富な専⾨スタッフと連携が可能です。福利厚⽣の⼀環としてのEAPの導⼊は、従業員の働く職場環境整備と健康の保持増進に有効です。健康経営の考えに基づいた従業員の活⼒向上や組織の⽣産性向上は組織の活性化をもたらし、結果として業績向上やブランドイメージのアップが期待できます。
ユース.ウェルネスEAPの特徴
EAPサービスを⾝近に感じていただく仕組み作り
EAPサービスの導⼊で効果を実感していただくには、従業員の⽅に実際にサービスを利⽤していただくことがポイントになります。
ユース.ウェルネスではお⼀⼈ずつにマイページアカウントを発⾏しておりますので、スマートフォンから、いつでもどこからでもカウンセリングの予約が可能です。また、オンラインカウンセリングサービスも提供しております。EAPサービスを⾝近に感じていただける仕組み作りを⾏っております。
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